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大人になってからアダルトチルドレンを知って、わかったことや気付いたことと、これからのこと。

How far are you .?.

去年の同月同日の自分の書いたものを読んだ。
今の気持ちに寸分違わない内容だった。
結局のところ、毎年同じ気持ちでいる。
ただ、今年はさらに強く思うことになる。

SNS上で、外国の方とやり取りをした。
2つの国の人と、公開しない方の仕様でやり取りをしばらく続けて、互いの国の「いま」を話し、互いに知らなかったことを知り、知ったことで理解できたものに喜び、知ったことで無力を知り、落ち込んだ。
その矢先に元首相が。
その容疑者が、その動機が。そのとき民は、その後国会議員が、マスコミは、ジャーナリストは、世界は、コロナは、医療従事者は、移動中の人(旅行という)
そのとき日本は
その今、私は、
私は、こう。

鶴を折って、箱にしまう。
戦争はしない。
私は、人をころしたくない。
神も悪魔も天使も、いない。
いるのは人間だけの格差社会の地獄。

子供たちに、大丈夫だよと誤魔化すよりも
せめて説明したら理解は出来る社会にしたいなと思う。
日本のこと、北海道のことくらいは。
うーん…ゴールデンカムイ読んでもらって。
親◯し回は胸熱だったわ…


普通に生きていくって、こんなに難しいの
笑うしかないので、笑っていこうと思います。

2022年8月15日 ロスジェネ

空気振動で聴きたいんだ!

中学生の頃、CDコンポを手に入れて、翌週には奪われた。
電子キーボードもプレゼントされた翌週には奪われた。
父は私に与え、奪った。

母からもらった誕生日プレゼントの記憶は一つしかなく、一つしかもらってないわけじゃないはずなんだけど、強烈な記憶として残ってるのが一つだ。

14歳の誕生日、可愛いカゴに蓋がついたような箱がそれだ。
私はその中に「本命の品」が入ってると思い、意気揚々と開けたが、空っぽだった。
母からのプレゼントは、その「可愛い箱」が贈り物だった。大切にしてるものをしまって欲しかったらしい。
しかし
しかし私にはもう
大切なものなどなかった。少なくとも家の中にはなかった。私の大切なものは、頭の中で再生される音楽であり、テレビで見れるものだった。
与えられたあと、奪われるのだから。

私は漫画をおそらく300冊以上持っていたけど、それは大人には価値がないので無事だった。
父の愛読書は「ムー」である。


私は大人になった今、音楽を聴く時にヘッドホンをしている。アパートの造りがあまりにも薄々物件だから。
隣の人のくしゃみもおならも聞こえる。
号室を区切るはずのこの壁は、和紙で出来てるんでは?と思うくらい薄い。

私は、レコードとCDを、プレイヤーにセットして、スピーカーから聞こえる音楽が聴きたい。
耳元で聞こえる音にも魅力はある。
音をよく拾えるし、ボリュームの強弱が楽しい。

だけど、空気振動で伝わる音楽を聴きたい。
スイッチなりボタンなりを、針なりを、あれしてこれして、プレイヤーとスピーカーと私の距離を通ってきた音をききたい。

という願望を持ち続けてはや数年、
もしかしてこれは「私の夢」なのでは?
叶いそうな夢を持ったのでは?
今の自分にすぐ出来るわけではない夢だけど、
かなり現実的な事務的作業で、叶う。

与えられるわけではない。
奪われない。
物と空間を手に入れる。
計画立てるのとても苦手だし、立てたらたてたで強迫観念に捕まって本末転倒な体調になるし。

いまできること…
タイミング、チャンス
それが見えたら、いつでも飛び込めるようにしておく、だな。


今年は特別寒い冬です。
一日中晴れてる日がないです。雪降らない日があってもだいたい曇ってます。
おみくじもやりませんでした。
おみくじは、子供に季節行事を教えてあげたかっただけだと気付きました。
もう子供が子供じゃなくなったので、多分もう一生やらない…?
それもタイミングある時はするかもしれない、という余白を残して過ごしていきます。

今年も何かを書いていこうと思います。
よろしくお願いします。

2022年1月 ちえ

ログ、そこにとどまれ、重なり続けろ

例年のこの時期に思うような
虚無がない。

もしかしたら物心ついてから初めての気持ちかもしれない。
それについて書く。

この世界の片隅に
というアニメーション映画がある。
クラウドファンディングで資金を集め、製作し、集客し、上映し、「喜び」が形を持って現れたのを目撃し、私はただただ呆然とした。
(私が実際に観たのは映画館ではなく地上波だったが、映画製作に賛同しクラウドファンディングに参加した方々のリアルタイム発信は見ていて凄いと思った。)
今の私たちに必要な物語だった。

私たちが今生きているのは、私たちの祖先が戦前戦後生き残り、生き抜いたからに他ならない。
戦争とは軍と軍の戦いではない。
ひとがしぬということだ。
何人しんで、どこで降参するかをするやつだ。
ところで私は戦国ゲームもサバゲーも嫌いだ。
嫌いとは違うか、なんというか、興味がない。子供の頃からずっと、興味がない。
ころしあいをするやつだからだ。

ゲームには基本的にルールみたいのがあるようだが、現実のは歴史にならえば、始まってしまえばルールなんてない。人間のメンタルはそこまでシンプルにいられない。
勝手に壊れて勝手に壊していく。
弱いものが弱いものを壊し、さらに弱いものからしんでいく。

生きようとした人々は生活をする。
生活をする。
毎日、無いものをあるようにし、少しでも、生活をする。
それを描いた「戦闘機に乗らない、負傷者を助ける医師でもない、ただの市井の戦時中の生活」が「この世界の片隅に」だ。

素晴らしかった。
そしてこれは興味がある人々が、この先ずっと観ていくものだ。
それが私はうれしい。


そして、いま、
私たちはあらゆるインターネット上で日常を発信している。
コロナ禍で過ごす日常を発信している。
コロナ禍で開催されたイベント、自然災害、老人による老人のための、労働搾取するゴーストみたいな金持ちによる金儲けのための(経済活動という名目らしい。命あっての経済活動なのだが)混乱した国の中で、私たちは、私は、生活している。
私は社会的にいうと弱者にあたる。
そんな弱者の私が、インターネットを使えるようにしてくれている社会に感謝している。
それを使い、私は私の日常を発信する。
また、受信する。

コロナ禍で、私が正気を保っていられるのは、同じように日常を発信してくれている一般の人々のおかげだ。
凍りつくような情報を得た後で、「でさ~」と「どうでもいいばかばかしいことなんだけどあのねさっきね、」と呟いてくれる知らないあなたの日常が、
私の気持ちを撫でていってくれる。
ありがとうございます。


この日々のログが消えたら、と考えると
虚無が来た。
だから、消えないで欲しいんだな私は、そう思ってるんだな、私は、とわかった。
知らない人々の日時が記載されてる膨大なログ
私たちにまだ明日が続くのなら、
消えないで欲しい、ログを守りたいと考える。
それが今年の8月だ。

鶴はやっぱり折った。
八羽。あと風船もひとつ。
おはぎのための小豆も缶詰めを買った。
寝て起きたら食べる予定。

でも、雨が降っている。
私の地域は降っていない。
湿度は高く、雨の気配はある。
夜空は白く、黒くない。雲があるからだ。
私の住まない地域で雨が降っている。
家が流されて、車が、山が、土が、木が
川が、人が

命の線引きしているやつがまだいる。
まだたくさんいるよね。
神かな?
子供かな?
流されていく。くだらない思想、ありがたい寄付、選ぶ側、選ばれる側、その線引きしているのは誰か知ってる?
あなたじゃない、もっと昔からね、ある、
人間は弱いから
線引きするの、面倒臭いから、怖いから、ばかだから。
明日が続くことを、まだ理解できないから、
自分が生き抜いたら、続くものを知らなくて
興味がないから、今は

今は、昨日の自分で
明日は今日の自分で
残念ながら続く

私は、まだ生きてるから、いつかの日まで生き抜く。本当に、思ってる。
おむすびなんて好きなだけ食べる。
私は、今日もあなたとただ生きていく。
意味はない。
ただそれだけの、日々だよ。

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2021年8月15日 04:06 ちえ

破壊までの道のりとその後の足跡と立てた旗

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

他薦も良いということだったので、銀河の果てからWi-Fiが届くギリギリのところで生き延びていた、私にとっての「わたしとインターネット」を推薦したいと思います。
ご本人に了承は得てません。
わたしにとってのインターネットとはそういう感じです。


「私たちは複雑さに耐えて生きていかなければならない」
https://zuisho.hatenadiary.jp/entry/2016/09/19/000732

私は、ズイショさんがドラマや映画の脚本を書いたら、どんだけしんどいエライコッチャな作品が生まれるのだろうか…とか、
ご本人とコミュニケーションを一度もとったことない状態で、日々妄想するくらいには異常者なのですが、(ご本人のブログ内でも執着されたりすることもある、と記載されてる通り、その状態です。ああでも、私からアクション起こしたり粘着したりしてないので、もしかしたらこれはただのファンでは?
そういえば親戚のおばさんが「ファン」と発音できなくて「私あの人の【フあン】なの!」と言ってたのを思い出しました。おばさんはNew 氷川きよしのフあンです)

私はこの推薦記事を読んだ時、泣きながら読み進めたことを覚えています。
引用されたものや、リンク先や、そこにあるわからないものを別窓を開き、調べながら読み進めました。

あの涙はなんだったのか、今でもよくわかりません。ネガティブなものではなかったことは確かです。
感動とか感嘆とか、そういう類いの、そして私にとっては未知の情報をたくさん一気に受け取って、脳が爆発したのかな?と思ってます。

何より、「読めて良かった」ということに尽きる記事でした。
読む前の私と、読んだ後の私は、違う私になりました。具体的にどこがどうというつもりはないのですが、
例えるなら、名前は知ってたけど飲食したことなかった異国の飲み物「チャイ」を、飲む前の私と、飲んだ後の私は、確実に違うみたいな感じです。
チャイの味を知った私は、チャイが出てくる物語を読むたびに、物語の一部の解像度を上げて理解することが出来るようになりました。
(つもり)
なぜチャイに例えたかと言うと、現実に飲んだ人生初チャイがクソ不味かったので、
二度と飲まない!と思って十数年過ぎたけれど、もしかして、たまたまクソ不味いチャイだっただけでは…?と思って、人生2度目のチャイチャレンジで飲んだチャイは
とても美味しかったのです。

私は、チャイはクソ不味い飲み物という自分の中の情報をアップロードし、美味しいチャイがあると知ってる私になりました。
そして当たり前ですが、チャイに限らず、ラーメン一つとっても、不味いラーメンと美味しいラーメンがあるのと同じだわ、となりました。
そうか?

「知る」ということに喜びを見いだし、その次は自分で調べるという行為にのんびり夢中になり、今の私があります。
一つのテーマを語らい(書き出し)、他人がどう捉えているのかを知ることが楽しいと思うようになったのも、確かこの頃です。ちょっと時間の概念が薄いので自信は皆無です。

だから、たくさんの意味を持って感謝しています。
随分と長い時間がかかりましたが、伝えたいと思っていた気持ちです。あの記事に出会えたことに感謝です。本当にありがとうございます。
追記です。
他にも推薦したかったブログ記事がいくつもありましたが、閉鎖、公開範囲設定がされていました。
指名はもう出来ませんが、その管理人さま達にも感謝しています。
ありがとうございました。以上です。

下書き

いくつかの記事を下書きに戻しました。
そうした方が良いかな、と思うきっかけがあり、他に何の他意はありません。




私は自分がどういう人間か、ということを
他人にわかって貰いたいとか、理解してほしいとか、そういうものが欠落していて
(うつ発症した時はその気持ち強かったんだけど)

さらに良くないのは、
時間の概念が、一般的な健康な人のそれとは全く違う形であるため

待たせてしまう。
そして待っててほしいと思う。
でもそれを強要したり、約束させたりはしない。
時間の感覚が違うのも含めて、性質のような…
人として合う合わないがあるから。

アーカイブを好きな時間に遡るような場所が、ブログにはあるから、読むのが好きなんだと思う。

父が最も信頼し嫌悪した私

最後に話した言葉を思い出してる。
「お前いまどこだよ出てこいよ」

どこのヤンチーだろう。
私は確かにそう言ったし、それに対して父は

「お前…っお前、父親に対してお前ってなんだ!」ってふじこふじこしてた。
「母親の教育がなってないから…!母さんに電話変われ!プンギャ~」って受話器から鼻息荒くて異常者の電話ってこんなんなんだな~って実感しながら
「『父親がいない片親だから』とか『養育費納めないチンパンジーが父親だから』じゃないですか~?」って言ったら「お前っお前っ何てことっお前っお前っもう二度と電話してくるなよ!ガチャッ」って電話切られたけど
電話してきてるのお前だからな?きもっ


私は幼いころ、父にスピリチュアル()の英才教育受けさせられてたけど、魂レベル()全然上がらなかったし、生命の源は海だとか恵みの源は山だとか教えられたけど、海は塩がきつくてさ~山は虫がきつくてさ~、普通に「地面」が好きなんです。ちょっと譲って土ね、土が好きなんです。
見上げる空も好きなんです。

海は割れなくていいし、空は光らなくていいし、まあ、どっちでも良いんですけど。
私は平地を耕して暮らしたい派なので、頑張って耕して、種を撒いて発芽して、大切に大切に育てていざ収穫の時期…!って時に、
海が山が空が俺(神)に与えよと言ってるから寄越せ!ってチンパンジーが畑荒らしに来たらぶん殴るでしょ?

なんで「与えて貰える」と信じて疑わず、息も絶え絶え這いつくばって来てるのに、上から目線で話せるのか超謎だったんだけど、
インターネット見てたら似たようなチンパンがたくさんいて、ああ、理由なんかない。そういう種族なんだな…でも遺伝子はそんなに強くなかったんだな…って思いました。
幼いころから、なんでもかんでも頼りにされてきたけど、ただ便利だったんだろう。
私は言うこときくお利口さんだったから。

父親に暴言吐くような娘など自分の娘ではない。
自分に暴言吐いた瞬間に、自分の敵。
あの時やっと意志疎通ができたと思う。
その嫌悪感をずっと大切に持って、忘れないでいて、全うしてほしい。
来世は魂レベル上がってるといいね!
合掌

my backnumber to lock the door on the inside ジュニア辞書で精いっぱい作った後ろと前の文脈です。タイトルはこんなニュアンスで表したかったです。