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大人になってからアダルトチルドレンを知って、わかったことや気付いたことと、これからのこと。

はじめて目があった時、衝撃だった

これがフラッシュバックというものなのかもしれない。

最近の全体的な不調をそのような感じで受け止めてる。

言葉では表現できないじれったさがある。

そもそも私の不調の原因の説明を誰にも求められていないし、それは許容範囲でいてくれる場所にしか関わりがない。

私が自己解決するためにあれこれと思考を巡らせて、脳細胞を死滅させてるだけ。

一度吐き出した過去の記憶はシュッと燃えていくように姿を消していってる気がする。

そのシュッと燃える前に物凄くエネルギーを使ってるのかな。

本当に嫌な感じ。体調がおかしいからのループが始まる。

 

 今回のループは、今までにない形で途切れた。

その日から、私の体調は「健康管理忘れるなー!」という自分からのお達しによって回復した。いつものただのうつに戻れた。

 

私が通所してる作業所には、多様な利用者さんが居て、カテゴライズされてない。

利用者さんが自己紹介で病名を言うわけでもないし、スタッフの人が「あの人はこうでああでね」なんて言わない。

休憩の時なんかに、自分の症状を利用者さん同士話す程度。

それだって最初は聞けなかった。ほかの人の病気のことまで知りたいと思ったことがなかった。

私はここに来て、作業をして、コミュニケーションを学んで、おつかれさま、で良いと思ってたから。(今は違う。関わろうと一歩踏み出してみたところです)

 

だいたい、半分がうつⅠ・Ⅱ、発達半分、自閉症少し。の利用者がいる。

 不調だった先日、休憩中の談話中に、自閉症の少年がいつもの口癖をエンドレスで言ってて、それが聞き覚えのあるメロディだった。

「レディーゴー」「レディーゴー」

私は、あ!と思い出した瞬間に口に出した。「それスマブラ?」

そしたら少年は「ファア!」と言ってその場から逃げて行った。

 言っちゃだめだったかと少し反省をしていたら、すぐに「レディーゴーレディーゴー」と言いながら戻ってきた。

もう一度「それスマブラですか?」と聞いたら、少年は何も言わなかった。

そして翌日、不調を押して作業所に行った瞬間、少年は私を見つけたら「あ!」という顔をした。そしてずっと私を見てる。見てる。見てる。

目が、合ってる。 

少年は利用者ともスタッフともほぼ目を合わせない。

それがガン見されている。そして少年は言った。

「そうだよー!」

そしてすぐに自分の作業に戻って行った。

 

最初、なにがそうなのかわからなかったけど、昨日聞いたことの答えを教えてくれたんだと気づいた時、嬉しかった。

その日からも、不調を意識しながら体調管理に努めた。

とてもフラットな状態に戻れたので一安心。

ありがとう少年レディーゴー

 

 

my backnumber to lock the door on the inside ジュニア辞書で精いっぱい作った後ろと前の文脈です。タイトルはこんなニュアンスで表したかったです。