その場に居ない人の悪口
私はあらかじめ遠くの席に着いた。
今日はここですべての作業をすると決めていた。
作業所での話です。
A子とB美はふたりとも、共依存の気があるんだと思う。
ふたりでいると、聞きたくもない他人の悪口が聞こえてくる。
今日もそうだったけど、席選びが功を奏しかなり遠くの雑談として聞こえる程度だった。
それでも聞こえてしまうんだ。
私はそれだけで不愉快なんだ。
A「あの人話し始めても声小さいから何言ってるかわからないよねー」
B「全然聞こえないから適当適当」
A「しかも急に喋り出すからさ~」
B「意味不明だよね」
私にとって、意味不明なのは、あなたたちだ。
小さい声なら聞きとれるよう配慮すればいい。
聞こえてない内容に適当では会話ではない。
急に喋り出すのはあなたたちも同じだし、むしろその上を行ってる。
B「あのひと、何を楽しみにして生きてるんだろ~(嘲笑」
A「趣味とかないのかねー(嘲笑」
いや、あの、余計なお世話だし。
ここでいう「あの人」は物静かな人で、礼儀正しくて、朴訥な感じの人。
こんな私から見たら何の問題もない人にすら、悪口を言いたくなる彼女たちの神経に胃が痛くなる。
他人の悪口を言わないというのは無理かもしれない。
でも、同じ場所に通所してる利用者さんじゃなくてもいいじゃないかと思う。
AとBがばらまいた悪口は、手元の仕事をしながら作業している他の利用者さんにも望まず聞こえてしまう。
私は、年内に作業所を退所する計画を立てようと思うようになった。
通所目的として、自身の課題としては、コミュニケーション能力の向上、多少の融通を覚えること、たくさん仕事を言われた時にパニックになってしまわないよう、落ち着いて優先順位付けと、その確認ができるようになること。
おまけとして、表情が硬いので、都度TPOに近い表情を出せるようになる事。
仕事内容は手芸を選んだので、だいぶ手先が動くようになった。私が作った商品も売れるようになった。20個くらい作ったけど、在庫が2だった。
すごく嬉しかった。
手先が、特に指の第一関節が固まってたので、手芸をすることによってその固まりはほぐれ、細かい作業がスムーズにできるようになった。
自分が嫌なだなーと思う人はどこに行ったっているとは言うけど、それ自体が問題な気がした。
自分が居心地がいい、苦にはならない場所でいいじゃないか、と思った。
(それは、一般的に見たら居心地悪そう、辛そう、という場所かもしれない)
一通り、B型作業所での目標は達成できている気がしている(あくまで自己判断)
まず、退所するとなった後、私はどこで何がしたいだろうか。
前までは、わたしはどこで何ができるだろうかだった。
ゆっくり、毎日のやるせなさを積んでみて、その間に、行きたい場所が見つかるといいな、、と思う。
思うってだけでは時間がかかるので、極力、アンテナを張って情報を得よう。
あと、フラストレーションを溜めこんだとき、それと向き合ってきたのが今までの私なんだけど、忘れる力説を試してみようと思う。
具体的にするのは、意識をそらすための違う行動をしまくる、というもの。
忘れるっていうのとはちょっと違うと思うけど、そんなの気にしてられない、、と次の事を(できればその事象と全然関係ない事)するようにしていきたいな。
自分がめんどうくさいなぁと思うけど、少しずつ自分がわかってきて、少しだけ自分が好きになれたかもしれないです。しんじられない。