好きな音楽も漫画も小説も教えない 癖
A子に、ちえさんはどんな音楽好きなんですか?と聞かれた。
私が作業所に到着して、作業準備をしようとカバンにウォークマンを仕舞ったところを見てたからだろうと思う。
私の頭の中では、手芸作業をする、という段取りになって動いているので、少々煩わしい質問を投げかけられたな、と思ってしまった。
申し訳ないけど、忙しいからその話はまた今度、と言いたかったけど、時間があったって言いたくないので、結局、嘘の好きなバンドを教えました。
いや、嘘ではなくて、2番目に好きなバンドの事なんですけど。
1番好きな音楽は(毎日アルバムループ)は、誰にも教えたくない。
いじわるだな、、と思うけど、それが私なんだな、と自覚できる機会を貰えてよかったです。
このブログ内では言えてるんですけどね、、。
この空間で、私の好きな音楽を紹介して、画面の向こう側の人の中で興味がわいた人が聴いてくれたら嬉しいですけど、作業所内でそれはできないのです。
それをしてしまうと、搾取される、という不安が芽生えるからです。
あと、私の音楽の話になった時に、他の人が好きな音楽の話に全く興味がないので失礼な受け答えしかできないのです。(しないようにします)
B男に、ちえさんはどんな小説が好きですか?と聞かれた時も。
2番目に好きなミステリ作品を答えた。後日、その文庫本をこれ見よがしにテーブルに無造作に置きながらうつ伏せで寝てるその人がいた。
私は気持ち悪くなったので、見なかったことにした。
読後感を語り合うなんてしたくないから。
数日後、その人は作業所からいなくなっていた。
何かのコミュニケーションのために、みんなが言葉を交わす。
どんなシャンプー使ってますか?とか そんなかわいいものまで。
私はそれすらも耐えられないのだ。
なんでなんだろう。
教えたくない、って思うこの気持ちの正体はなんだろう。
漫画についてはどうだろう。
面白いなぁと思った漫画は「ぼくらの。」だ。
でもきっと聞かれたら「ナルト」って答える。(本当に好き2番目に。3番は銀魂)
最後に、趣味はなんですか?と聞かれたら
寝る事です、と答える。こればかりは本当の事を言える。
自分がわからない、、。
大切なものは隠しておきたいのかな。