backNumberlock

大人になってからアダルトチルドレンを知って、わかったことや気付いたことと、これからのこと。

知ったら知らなかった時には戻れない

30歳くらいの人が、私が18歳くらいの頃に考えてたようなことを言ってた。

 

私が18歳くらいの頃に考えていたことは、別に間違いではなかったけれど、色々な経験値が少なかったから、未熟だった。

それからだいぶ経った。

今も未熟だけど、その頃から比べれば、転んで痛みを知った。恥を知った。

転び方を学んで、痛みを減らすようにしたり、痛んでもしばらく耐えられるようになった。恥ずかしい思いをしても、自分を嫌ったり詰ったりしなくなった。

病気になってからは、そういうことがもっと細分化されていった。痛くてつらくて無関心になったりした。暗闇に恐怖を感じなくなって溶け込んでしまって、どこを歩いても無関心だった。今振り返ると、それは怖い事だと思う。

今は、暗すぎる道は怖いと思う。だから行かない。

 

身をもって知る痛みの経験は、だいぶ遅れて、自分の知恵となり道しるべのようなものになる気がする。道しるべと言っても、こっちですよあっちですよと方向を教えてくれるものではなくて、それは大丈夫ですよこれは大丈夫じゃないですよと教えてくれる感じのもの。今日の私は、ぎりぎり大丈夫ですよ、の場所にいる。

昨日も今日も、とあるブログを読んで、思うところがあって、ぐつぐつした感情を書いてみたかった。だけど、どんなに頑張っても嫌な感じにしか書けない。それならばやめようと違うことを書いてみたり、ずらしてそれに触れてみたりするから、いつにも増して変な文章になるようです。いつだって私には覚悟が足りない。

随分決められるようになったんだけどな。それだけで言えば、18歳の頃の方が思い切りが良かった。それは未熟がなせる業だったんだなと思います。

my backnumber to lock the door on the inside ジュニア辞書で精いっぱい作った後ろと前の文脈です。タイトルはこんなニュアンスで表したかったです。