やりくり下手な私の生活費が足りなかった理由
10年くらい前に、腹が立つことを言われました。
「なんでいつもそんなに金がないんだよ」
そう言ったのは当時恋人だった人です。結婚するみたいな頃合いでした。
「結婚は出来ない」私はそう言いました。
「金がないから結婚できないってことか」と彼は尋ねてきましたが、それが理由ではありませんでした(一部ではありました)
面倒くさいので「そうだ」と答えました。
「だからなんで働いてるのに金がないんだよ、何に使ってるんだよ」と言われました。
私は言いました。「お前の食費に使ってるんだよ」「朝ご飯と昼弁当と夜の晩酌までの食費全部が私の財布から出てるんだよ」
最終的に、一番最悪な状態でお別れできたので良かったと思います。
その数年後、また同じことが起きました。
相手は私の兄弟です。「なんでいつもお金借りにくるの?」と言われたので
「みんなが(兄弟)遊びに来てくれるとご飯作る量が増えるからお金が足りなくなるの」
最終的に、二番目くらいに最悪な状態で疎遠になれました。
我が家で無銭飲食をしていく人間の無自覚さに傷ついた出来事でありました。
私が「お金が足りないと言う」「お金がないと言う」
それを叱責する、原因である相手。
彼らと疎遠になる事で、私の生活苦は終わりました。
作るのも洗うのも買い出しに行くのも、最後の方は本当に嫌でした。
おかしかったのは私だけではなく、彼らもだった、ということがわかって良かったと思います。なにをあんなにしてあげることがあったのか、、、
今となっては読後感悪いねっとり系ホラーです。