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大人になってからアダルトチルドレンを知って、わかったことや気付いたことと、これからのこと。

私の大事な人

私が大事にしたい人、私が大切に思っている人、たくさんいる。

そのほとんどが現実に会うことはない人ばかりだ。

綴られた文字を追いかける。数年前の時間を今に見る。もうその時のその人はいない。今のその人になっているから。

私もそうだ。

数年前の私の話は数年前の私の事で、今の私はもうそれを知っている今の私だ。

このたくさんあるアーカイブの世界で、この時間軸にいてラッキーだったと思ったことが何度もある。

私は救われていた。自分ではどうにもできない自分の中身を、他の人たちが綴ってくれた文章を読むことで、深夜、踏みとどまれた日がいくつかある。

踏みとどまったのは、何か具体的な行動ではなく、思考の諦めのようなもので、もうやめよう、もう考えないでいよう、何もできないしない自分でいい、という失意だ。

追いかけた文章に、諦めるな、頑張れ、気合いだ、なんて類の言葉はどこにもなかった。むしろ相対するような文章だ。

私はそれを読んで、考えることを諦めないと思えた。

自分を肯定されたという気分になったわけではないから、なぜ私がそういうふうに変化したのかは今もわからない。

私はこういうことに奇跡を感じる。

体感する。実感する。

そして忘れる。だからまた追いかける。いつまでもあると信じて、その頁に追いつくように走って遡る。辿り着けたら嬉しくなる。そしてその頁で、そこを訪れた過去の自分の後ろ姿を見つける。

私はその時、今の自分の後ろを振り返りたくなる。しないし、できないけど、きっと大丈夫(何が?)と思いながら、幾度も読んだ頁を閉じて、眠る。

私は毎日同じようなことをして時間を過ごしている。昨日とは違うんだなあと思いながら、同じことをしている。

こんな幸せがあるなんて、最近まで知らなかったんだよ。

 

 

 

my backnumber to lock the door on the inside ジュニア辞書で精いっぱい作った後ろと前の文脈です。タイトルはこんなニュアンスで表したかったです。