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大人になってからアダルトチルドレンを知って、わかったことや気付いたことと、これからのこと。

高校受験生の人へ 就学金支援制度

私立高校は学費や諸費用が公立高校よりは高額になる。

親の経済状況で、子供は進学先を絞られる。

絞られる子もいるってこと。

 

好きな学校に行きな それを言ってもらえたら、(或いはそれは当たり前の家庭環境なら)こんなに心強い受験はない。

受験生時代の私はそう思っていた。

 

行きたい私立がある。親に負担をかけてまでわがままは言えない。

あるいは、公立高校に行きたいが、学力が伴わず、公立のランクの低い学校の選択しかなくなってしまうかもしれない。

その先はどうするんだろうか。

進学校でもない公立高校で学生生活を送り、その後は家庭の経済状態から大学に行けるのだろうか。奨学金が受けられるほどの成績を収められるだろうか。ランクの低い学校で。

あるいは専門学校という手に職をと言う選択になるだろうか。

 

一番多いのは、公立高校普通課程卒業後、無理やり就職活動に進むのではないか。

成績は上げられただろうか。ひとつでもエピソードになる結果を残して卒業できるだろうか。

就職活動が難しくなったらバイトだろうか。フリーターだろうか。

その生活の中で福祉など国民健康保険や納税の仕方、学べていけるだろうか。

ひとり暮らしの日々に、かつかつで、趣味はわずかの出費しかできず、(ほぼできず)生きる事だけに過ごす日々は、お金のかからないインターネットに趣味を見出すことは自然な自然な流れではないだろうか。

 

 

私の受験時代にはなかった制度が出来ている。

就学支援金制度というもの。

これは最近導入されたもので、これが安定して継続される制度ではない事を心にとどめておけば、利用が出来る良制度だと思ってる。

それを知らない人が(親も子も)多い。

あるいはその制度を受けたくない人もいるかもしれない。

税金は国民が必要なときに利用していい制度であるにもかかわらず、様々な理由で、それを良しとしない親がいる。それについていう事は何もない。

自分で納めた税金が、自分の子供のために使えるのだ。

それは良いことに思えるのだけど、そうは思わない人がいるのは事実だから。

 

ぜひ、高校入試の際に、新しい受験ガイド(受験方法メインではなく、高校紹介などのものが良い)を購入して、読み飛ばしがちな最初の説明やグラフを熟読してみてほしい。

今は、学生が金銭の心配なく進学できるよう様々な支援が受けられる。

自分の行きたい学校を、金銭的問題で諦めなくてもいいように、出来ている。

 

 大人の事情もある政策だけど、その数年続くかどうかわからない制度でも、一度あるチャンスは逃さないで進んでみたらいいと思う。

その後政策が変わっても、また新しい政策が出来る。変になるかもしれないし、良くなるかもしれない。それはその時考えればいい、と思い切って、あなたの、行きたい学校に行ける可能性を、大変だけど、考えてみてほしい。

 

私は、勉強は出来た方がいいと思っているので、その環境が家庭環境や経済状態で選択肢のない子供が増えるのが怖い。

学校生活の後には社会生活が待っているのだ。

その時に、学んだ自信を自分の内側にこっそり持てるというのは、この先、生きて行く武器になり、成功につながる。

 

私は学ばなかった。それを今すごく悔やんでいる。

悔やんだので、大人になってから勉強をしている。

勉強の成果は出た。とても嬉しかった。同級生たちがあんなに喜んでいた意味が、今わかった。

 

文科省のページにあるので、興味がある人が呼んでくれたら嬉しいです。

高等学校等就学支援金(新制度)Q&A:文部科学省

あと、各都道府県、あるいは各高校(ここでは私立高校の方が重要になるかもしれない)に直接問い合わせてみることが一番の良作かもしれないと思っている。

恥ずかしいことはない。(うそ、ちょっと恥ずかしいけど)

親切に丁寧に教えてくれる。必要な書類の詳細も教えてくれる。

 その後どう動いたらいいかの手順なども教えてくれるところもある。

さらに、国の政策である奨学金支援制度の他に、都道府県、市町村、各学校においてさらに支援してくれるモデルもある。

いくつかの組み合わせで金銭的な問題が、クリアできるケースもある。

 

そこまでして、私は、学ぶことは大切だと思う。

機能不全家族の中で育ったこどもたちに、学ぶことを無駄だと思わないでほしい。

あなたの、したいことが出来る未来、が叶いますように。

 

 

 

my backnumber to lock the door on the inside ジュニア辞書で精いっぱい作った後ろと前の文脈です。タイトルはこんなニュアンスで表したかったです。