悲しくて不安で怖くて沈黙
歴史(日本史世界史)の授業受けているときも、戦国時代とか忍者とか好きな人の雑談聞くときも、今は亡きおばあちゃんの体験を聞いてた子供の時も、戦闘機オタクの友人の話を聞いていた時も、ずっと、悲しかった。不安で怖かった。
大人になって、戦争にはルール(始まり、終わる合図のようなもの)ってあるんだろうか、って考え始めた時からは、もっと怖くなった。
漠然とした恐怖だったものは、具体的な恐怖に成長していった。
でも私の身体はもう震えない。
関係ないと思ってはいない。
関係あったとして、私には何もできないから、この恐怖を受け入れるほかすることがない。だから、この自分が感じている不安や恐怖を、同じように持っている人を知ると、大丈夫になる。
怖いのは、私だけではない。
だから平気ってわけではない。全然平気じゃない。
ただ、震えなくて済む。笑わなくていい。震えても今日の用事を済ます程度に動けたら、それでいい。
この話に触れないでいたかったのは、怖かったから。
何事もないようにしていないと、全身が硬直したまま震えて倒れてしまいそうになるから。
でも、怖いと言っている人が少ない事で、怖い思いをしている人がいた。
だから私も怖いです、と書いておこうと思う。