こころがうごく
良い方向へも悪い方向へも、こころが動くというのはすごいことだなと思う。
無味無臭の頃の自分に比べたら、本当にすごいことだ。
そしてこころが動くというのは非常に面倒くさくて邪魔くさいものだとも感じている。
人であり人らしいというのはそういうことなんだろうな。
今月は、やることがたくさんあって、書類を書いたり、出かけたり(私にとってはかなりの距離の移動)、話したりしなくちゃで、慌ただしい。でも出来ている。まだ途中だけど。
その都度しっかりと、「私は今疲れている」と確認というか暗示かけるに近いことをしている。そうしないと、気持ちが高ぶって勢いに任せて無理をしてしまうからだ。
今日は二つの予定を完了させる、そう決めて家を出たのに、テンションが上がってしまって余計なこともしてしまい、あれもこれもついでにやってしまおうとなると、私は帰宅後干からびる。干からびると、翌日に控えた翌日分の予定ができなくなる。
寝込んでしまう。そして予定が先送りになって崩れていく。一日の高テンションの行いのせいで、その後がすっかりぐずぐずになって自己嫌悪に陥る。
自己嫌悪に陥ってるだけなら自分の問題で済む話なんだけど、相手があることだと最悪で、調整の為に連絡を取ったり、つまり、やることが増える。
それがまた私を追い詰める。過剰に落ち込んでしまう。
それでも、まあまあ、数年前に比べたら、できている方だとわかる。
昨日の自分と比べて、今日の失敗を引きずるより、去年一昨年の自分を思い出して、よくできるようになったよと諌めている。ましだよ、まあ大丈夫だよ、他人に声をかけるように自分を適当に励ます。
くだらない自分の中の会話は、けっこう役に立ってる。
私は、自分が思うよりも、悪くはないよ、まあいいやつだよと、適当に言う。