わたしがそこにいたら
子供が子供を産んで育てる(育ててるとは言えない、ただ生き抜いている状態)のドラマを見て、あまりにもリアリティがあって、苦しくなった。
子供が一人で子供を育てるには、たくさんの苦難がある。
社会の歪みがその状態を作る。
そういうのを作るのは大体大人の方で、無知で無力でバカな子供が利用される。
それによって起きた問題は、子供の側に全面的にいく。
容赦ない。
地獄かと思った。
本当にバカなのは大人の方で、無責任で、非情だ。
情けなくなる。怒りを感じる。
しかし、そんな大人ばかりじゃない。
ただ優しい人もいる。賢く知識を分けてくれる大人もいる。導いてくれる人もいる。
相談できる場所に連れて行ってくれる人もいる。
「それは問題だね」と子供が気づけない問題を気づかせてくれる人もいる。
そしてその問題のある現状を、解決に向けて準備してくれる人もいる。
そういう人に繋がっていくにも、知識が必要で、子供には難しい。
わたしがそこにいたら、なにができるだろう。
そういうことを、考えている。
まずは私自身が、私の足元を固める事が、何よりも一番で、しなければ何もできないしてはいけない、と思った。