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大人になってからアダルトチルドレンを知って、わかったことや気付いたことと、これからのこと。

自分の言いたいことだけ言うなら、それはお互い様の条件にしてほしい

私は今、不思議な気持ちでいる。

今、ひとつの感情に覆われていない。

 

今までは、ひとつの感情に覆われてる事が常だった。

「それ」は一日の始まり、起きた時にほぼ決まっていて、「気分がいい」「気分が良くも悪くもない」「気分が悪い」「ダメ・無」の4つのどれかだった。

そして私が望んでいて、調子が良いと思える始まりは、「気分が良くも悪くもない」の状態だった。大体気分が良くも悪くもない状態で一日を終え眠ることができる、その一日が幸せだった。

その繰り返しで歳を重ねて終わる日が迎えられたら…どんなに幸せだろうと思っている。

そんなことを考えて、ここでわざわざしたためてるということは、今はその状態ではないということです。

望むことは変わらないけど、状態が「ひとつの感情に覆われていない」でいます。

ここ数か月、私は忙しくしていました。

私が忙しく感じているだけです。私がしていることなど何かの片手間にひょいひょいとできる人がいることは知っています。

それを勝手に想像して勝手に落ち込んでいたのは随分前で、今は、用事や目標を達成した時には、自分のことを褒めて褒めて何なら声に出して、すごい、よくやった、と自分を認知するようになっています。これはとても効果がありました。

私は誰かに評価されるのではなく、比べられるのではなく、自分が自分を認めていくということが精神的にも体調的にも必要だったみたいです。逆を言えば、それは過去の自分にはとても難しかったため、時間がかかったのだと思います。

 

そして今日、今、私は感情の変化を経験しています。

朝起きてから、やらなければばらないことがあり、問い合わせたり(問い合わせ先が複数あり、大変だった)人と会ったり、説明したり、それが終わると行かなければならない事があったりと、盛りだくさんでした。

最後に行く場所の用事を終えて出る頃、私は悲しさと悔しさと怒りで身体がどうにかなりそうになりました。具体的に言うと、筋肉が過度に強張ったり、頭痛がしたり吐き気がしたりです。家に着くころにはお腹も痛くなりました。しかし飛び上がった心拍数は平常になっていました。

朝起きた時、私の状態は「無」でした。

帰宅してからの私は、負の感情の全てが悔しいに結合されていました。

そして時間が経つにつれて、フラットになり、悔しいは大人しくなり、反撃を考えるような時の感情に近いものになっていました。

反撃と言うのは暴力をふるったり誰かを傷つけたりするようなことではありません。

私が言われて(されて)嫌だったことを、”言った人”が言った、と言うことに対して、

その”言った人”が悔しがるような”私になろう”と思った、ということです。

そう考え始めた時、気持ちがふと軽くなって、心地よい状態になったのです。

私は決して”その人”の為に生きてるわけではありません。

私は私の為に生きているので(いくので)、自分にとって良いと思う事しかしません。

だから、簡単に言うと、頭を抑え込むような正論をぶつけてきた相手に、私の事を理解してもらう必要はないし、私の生活に責任を持てない相手のいう事は、ただのひとつの提案に過ぎず、私が受け入れる必要がない。

言われたことがあまりにも悔しいから、私は感情が漏れ出し、怯えたり震えてしまった。泣きそうになったり吐きそうになったり怒鳴りそうになったけど、どれもしなかった。私は、この人みたいになりたくない、そう思った。

事が起きている真っ最中に気づくのは初めての経験だったので(後で考えたら気づくのは結構ある)私は言われたことに答えを出すわけでもなくその場を離れたのだけど、その人との関係を終わりにするには、私が変わるしかないのだと強く思った。

そしてその変わる、というのは、今後の自分に良さそうなので、そうしていこうと思いながら、力になってくれそうな人の事を考えていました。

ひとりふたり浮かんで消えました。きっと、力にはなってくれるけど。

まずは一人でやってみようと思います。

それで駄目だったら、相談してみよう。

それでも駄目だったら、その時に、今度は違う場所に立って考えてみようと思う。

パニック起こして号泣しなかった今日の自分を振り返って、実感した。

私は自分が思うよりも、冷静さを取り戻してるのかもしれない。

これは嬉しいことだ。

明日の自分に過度な期待を持たないと言い聞かてから、寝ます。

 

my backnumber to lock the door on the inside ジュニア辞書で精いっぱい作った後ろと前の文脈です。タイトルはこんなニュアンスで表したかったです。