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大人になってからアダルトチルドレンを知って、わかったことや気付いたことと、これからのこと。

身体の不協和を受け入れるのは難しい

けどできる。

ここ数か月、短いスパンで身体の調子が悪い。それを事務的に報告する。

どうしようもないから、諦める。諦めるというのは具体的にただひたすら休むという事。休むということは、複雑な「すべきこと」を放棄し、横たわり温存するということ。悔しい気持ちになるけど、悔しい気持ちに焦点を合わせると、苦しくて悲鳴が体中を駆け巡って破壊してしまいそうになる。破壊するのは物ではなくて、せっかく積み上げた思考のパターンのこと。

こうなったらこうなる、だからこうする、そうすると時間が経てば回復するのを知っている、というパターン。

素直に休んでると言うと、「休んでばかりいないで取り組みなさいよ」と言われると、「わかってる」から「悔しい」という気持ちになる。

しかし私は、どうしたら這い出せるか、頑張って積み重ねてきて知っているのだ。

もう少しで動けるようになる。だから、そっとしておいて欲しいし、今やれ、と言われたくない。後で出来るようになる。今はできないだけで、回復したらできることなんだ。許してほしい。

 

そして思うが、私は「休んでばかりいないで取り組みなさいよ」という人が思うよりも日常生活はぎりぎりできている。今の私にはそれが守りたいラインなんだ。

精神医療の治療は複雑だ。私はきちんと治療を受けられていることに感謝している。

だけど時々、現状の把握が共有できなかった時に起きる、相手から言われたシンプルな言葉に苦しむ。

でもこれも深呼吸で消化する。私の人生は私が生きるしかないのだから。

私がどうしたらいいかわかっているのなら、多少傷つく言葉で苦しんでも、それを「すれ違った会話したなぁ」という認識に切り替える。

私は私のままで、私を回復しなければならない。

時々思う。

私の経済状態を支える相手がいれば、私はこんなに「まとも」を求められなくて済むんだということに。私より変な人はたくさんいる。私より仕事ができない人もたくさんいる。(健常者でも)

社会復帰を前提とした治療は、通院だけでは限界を感じている。

疲れた。

少し、休んで、朗らかな気持ちで日々を過ごせるように、自分を信じようと思う。

この世界にはたくさんの知恵がある。

体調が回復してきたら、そのたくさんの知恵を借りて、イメージを形にしてみようと思う。焦燥感が薄れてきたので、もう少し、もう少しだと、今は耳を塞いで、無音の中でぼーっとする。

 

 

 

 

my backnumber to lock the door on the inside ジュニア辞書で精いっぱい作った後ろと前の文脈です。タイトルはこんなニュアンスで表したかったです。